過去のトラウマを解消するための考え方は二つあります。
一つは、トラウマそのものが身体にどういう影響を与えているかを見つけてそれを解消するという考え方。
二つ目は、トラウマにはアプローチせずに、それが起こったことによって今どういうことで困っているかに対処するという考え方。
この二つが効果的です。
トラウマ的な体験というのは、それを未だに解消できていないと必ず身体に影響を与えています。
なのでトラウマを解消しようと思ったら、そのトラウマが身体にどういう影響を与えているのかを見つけることが必要です。
これは自分ではなかなか難しいですね。
例えば、過去の男女関係のいざこざが卵巣に影響を与えていることによって、卵巣の健康状態がよろしくないとかね。
いざこざがあったことは分かるし、卵巣の健康状態がよくないことも分かる。
でも、この二つが関係していることに気がつかないと、トラウマの解消にもつながらないし、卵巣も回復に向かわない。
トラウマと向き合ってもほぼ無駄です。
それによって、身体にどういう影響があるかに気がつくことが大切です。
もしくは、トラウマそのもにはアプローチせずに、トラウマを経験したことによって今困っていることに対処していくことで生きやすい状況を作っていくか。
これは、さっきの例で言うと、男女間のいざこざがあったことによって、男性に対して不信感をもってしまい、うまく恋愛ができないとかね。
この場合は、男性に対する不信感の感情を取り除くというアプローチをとります。
そのときによってどちらもやることもあるし、ケースバイケースです。
いずれにしろ、向き合って解消するということはオススメしません。
向き合うってしんどいですからね。
辛い想いしてきたのに、それを解消するのにまた辛い想いする必要はないですよ。