ボディートークで椎間板ヘルニアでお悩みの方に施術をさせていただいて思うことは、症状は同じでも原因は人によって違うということです。
つまり、症状に対するマニュアル的な治療方法などは存在しないということです。
ただし、症状によっては、あなたの症状の参考になるところもあるはずです。
実際に施術に来られた方の症例を掲載しますので、今何かの症状でお悩みの方に何か少しでも解決へのヒントになれば幸いです。
症例:転職を繰り返すことが腰の痛みに影響していた
腰に激痛が走り、その後左脚の感覚が麻痺してきたということで、病院にいったら腰椎の4番・5番の間の椎間板ヘルニアと診断され、今後の経過次第では手術を進められているといことで、ボディートークの施術を受けに来られました。
現在は痺れはだいぶ良くなってきたけど、左足のつま先に力が入りにくいという状況で、つま先にどれぐらい力が入るかという筋力のテストをしても力がほとんど入りませんでした。
そこでボディートークのセッションをしてみました。
結果は、仕事に対する不安が腰椎3・4から出ている神経にストレスを与えているという内容が出てきました。さらに副腎の持っている意識の被害妄想が関わっているということも分かりました。
人間関係のストレスなどで、転職を繰り返していたそうで、奥様にも迷惑をかけているという想いがあったようです。
腰というのは、体の要になる場所であり土台になるところでもあります。男性が仕事をしてお金を稼ぐというのは、家族の土台を築くのにももちろん必要なことですよ。
おそらく転職を繰り返すことによって、自分自身・家族の土台が不安定になっていることを身体が表すために、体の土台である腰に痛みが出ていたのではないかと思います。
セッションを終わって筋力をテストしてみると8割ぐらい筋力が戻っていて身体もスッキリし、腰の痛みも無くなったとのことでした。
その後もたまに腰の痛みは出るものの、動けなくなるほどではなく、手術もしていないという報告をもらいました。
そして、仕事も順調にいっているとのことで何よりです。
あくまで膝の痛みについての一考察です。何か解決のヒントになれば幸いです。