今回は、ボディートークの施術を何度も受けていただいている方とのセッション中のやりとりなどを実際の会話形式で再現してみました。
樋渡
Yさん、こんにちは!体調はいかがですか?
Yさん
最近お昼を食べた後に、急な眠気に襲われて気を失うように寝てしまうんですよね。
だから夜も眠くならなくて遅くまで起きてるんですよね。
だから夜も眠くならなくて遅くまで起きてるんですよね。
樋渡
そうなんですね、僕もそれはよく分かります。
僕なんか、お昼を食べている最中に眠くなることよくありますからね。。
もう少し詳しく聞かせてください。
僕なんか、お昼を食べている最中に眠くなることよくありますからね。。
もう少し詳しく聞かせてください。
Yさん
もう何年も朝ごはんを食べない生活をしていて、最近週に3〜4回ぐらい運動しているのですが、それからお昼を食べるんですけど、それでも食べ足りないから、甘い物とかを食べちゃうんですよね。
Yさん
そうすると気づいたら寝てしまっているんです。起きたら17時ぐらいになっていたりすることもあるんです。
樋渡
ちなみに何時ぐらいから寝てるか分かりますか?
Yさん
多分、14時から14時半ぐらいからだと思います。
樋渡
結構寝てますね。。
Yさん
そうなんですよね。。
樋渡
食後は副交感神経に切り替わりやすいので、それで眠気がきているのもあると思います。
そして、単純に食事の間隔が空きすぎたことによって、急激に血糖値が上がり、インスリンの作用で急激に血糖値が下がるという、血糖値の不安定な状態ということも考えられる気がしますね。
そして、単純に食事の間隔が空きすぎたことによって、急激に血糖値が上がり、インスリンの作用で急激に血糖値が下がるという、血糖値の不安定な状態ということも考えられる気がしますね。
樋渡
朝少し食べてから運動することはできますか?
そうするとお昼を食べた後の甘い物を抑えられるような気がしますが。
そうするとお昼を食べた後の甘い物を抑えられるような気がしますが。
Yさん
そうですね。少しずつ試してみますね。
樋渡
近況は分かりました。では、セッションしてみましょうか!
というように、何度も受けていただいている方には、カウンセリングというよりも近況の状況をお聞きしてからセッションに入ります。
ここからボディートークのセッション開始です。
セッションをする時には、最初にした会話のことはなるべく意識しないようにします。なぜならクライアントが思っている改善したいことと、体や本心が感じている改善したいことというのには食い違いがあることがあるからです。
樋渡
・・・・。
樋渡
・・・・。
この間、体に今何をすべきかを問いかけています。
樋渡
・・・・、まずは、免疫力に関することが出ています。
とくに、腸内細菌の日和見菌がうまく働きやすくなるように促すことが必要みたいです。
とくに、腸内細菌の日和見菌がうまく働きやすくなるように促すことが必要みたいです。
Yさん
私、腸内細菌にはすごく気を使っていて、いっぱい取り入れるようにしてるんですけど。。
樋渡
腸内細菌の数が多いということはもちろん大事なことなのですが、その腸内細菌がしっかり働いているということが大事なんですよー。
樋渡
例えば、体に害を与える細菌が体内に侵入していたとしても、もしそれに気付いていなかったら、免疫が働かず、その細菌に対処することができませんよね。
Yさん
えっと、、、私はどうしたらいいんでしょうか?
樋渡
ご安心ください。ボディートークのテクニックで、しっかりと免疫系が働いて対処できるようにサポートしてほしいということを促しますので。
Yさん
そうなんだ、良かった!
樋渡
それから、自己愛というキーワードが出てきているのですが、何か思い当たることはありますか?
Yさん
自己愛ですか、、、。
樋渡
例えばですが、自己愛というキーワードが出てくる場合というのは、自己犠牲の意識が強かったり、他の人よりも自分の優先順位が低くなり過ぎていたり、自分のことが好きになることができない、という方に出てくることがあるんですよね。
Yさん
今話を聞きながら思ったのですが、私、そう言われてみると自己愛少ないかもしれません。
というのも、友達や仕事関係の人たちと二人で食事に行く機会が多いのですが、その時に沈黙になるのが耐えられなくて、相手が話をしやすいようにこちらから話を聞くようにしています。
そうすると相手が気持ち良く話をしてくれるのですが、本当は自分が話を聞いてほしいことがたくさんあるのに、それを押し殺して話を聞くことに徹してしまうんです。
というのも、友達や仕事関係の人たちと二人で食事に行く機会が多いのですが、その時に沈黙になるのが耐えられなくて、相手が話をしやすいようにこちらから話を聞くようにしています。
そうすると相手が気持ち良く話をしてくれるのですが、本当は自分が話を聞いてほしいことがたくさんあるのに、それを押し殺して話を聞くことに徹してしまうんです。
樋渡
なるほど。
Yさん
そうすると食事が終わった後に、どっと疲れがでるし、ものすごくストレスが溜まってイライラしてしまうんです。
Yさん
いつも誰か私の話を聞いてくれる人はいないのかな?って考えています。
樋渡
結構ストレス溜まってますね。。。
樋渡
ストレスが強い時は、交感神経が優位な状態が続きやすいので、胃や腸に血液が行きにくくなり、腸の働きも衰えやすくなるんですよ。さらに腸はセロトニンというホルモンを作っています。セロトニンは幸せホルモンとも言われているんですよ。このホルモンがしっかり出ていると、幸せを感じやすく、イライラしにくくなりますよ。
Yさん
そうなんですね。。
樋渡
なので、もしかしたら本当は自分の話を聞いてもらいたいのに、いつもそれを抑えて相手のことを優先してしまうことで、ストレスが強くなり、それが交感神経を優位にして、腸の働きが鈍り、セロトニンなどの分泌にも影響が出ているのかもしれません。だからイライラしやすくなったり、副交感神経に働きが切り替わらずにリラックスできなくて夜も寝れないということがあるのかもしれませんね。
樋渡
さらにセロトニンが不足することで、それを補うために甘い物が欲しくなるということがあります。お昼を食べた後の甘いものを食べたくなるのはまさにセロトニン不足かもしれませんね。そして血糖値の不安定さは感情のコントロールにも影響があって、イライラしやすくなるということもありますよ。
Yさん
すごく納得です。。
樋渡
とりあえず、今必要な情報は全部出てきたようです。
では、タップしましょうか!
では、タップしましょうか!
Yさん
お願いします。
頭部と心臓を優しくタッピングします。
樋渡
では、手の位置を側頭部を挟むようにおいてください。
Yさん
はい。
樋渡
(自分の感情をもっと大切にすることで、しっかりと免疫系が体をサポートしてくれますよ)
というようなことを心で想いながら頭部と心臓をタッピングしています。
樋渡
はい、次に手の位置をお腹の位置に当ててください。
Yさん
はい。
樋渡
(溜め込んでいた感情がうまく体の外に出ていきますように)
ということを想いながら、また頭部と心臓をタッピングしています。
樋渡
もうこれで、今日のセッションは終わりみたいですね。お腹から手を離しても大丈夫ですよー。
Yさん
はい、ありがとうございました。
Yさん
もうこれで大丈夫なんですか?
樋渡
これだけで、もう絶対に大丈夫というわけではありませんが、いつもイライラしていたことが、イライラしにくくなったりということがあるかもしれませんよ。そうなると、しっかり免疫系も働いてくれるでしょうし、副交感神経の働きも良くなってくるので夜も寝れるようになってくると思います。
Yさん
そうなんですね。そうなると嬉しいです。
樋渡
ただし、環境を変えるということもすごく大事なことですよ。
Yさん
どういうことですか?
樋渡
今までの食生活のリズムを変えてみるとか、気疲れするのが分かっているなら、お誘いを断るということも自分を守ために必要かもしれませんよ。
Yさん
食事の摂り方に関しては、すぐにできそうなのでとりあえず、朝も食べるようにしてみますね。
樋渡
お、いいですね。
Yさん
ただ、お誘いを断るのはどうしてもできないんですよね。
樋渡
そうですか、でも一気に全部を変えようとしなくても、もちろん少しずつでも大丈夫ですよ。それに、今日セッションをしたことで、二人で食事をしても終わった後にイライラしにくくなるかもしれませんしね。ぜひ、様子をみてください。
Yさん
分かりました、ありがとうございました!
ちなみに次はいつ受けたらいいですか?
ちなみに次はいつ受けたらいいですか?
樋渡
さっき身体に、次のタイミングを聞いたところ、4週間後ぐらいがいいという反応がありましたので、それぐらいがいいかと。
Yさん
そうですか、ではまた4週間後にお願いしますね。
ありがとうございました!
ありがとうございました!
樋渡
はい、ありがとうございました。
またお待ちしております!
またお待ちしております!
これでセッション終了です。
最後までお読みいただきありがとうございました。
文章だけだとどうしても、表現が硬くなってしまい、実際の雰囲気などを伝えにくいので、今回は実際にしていた会話をもとに会話形式で表現してみました。
いかがでしたか?
少しでも実際の雰囲気が伝わっていれば嬉しいです。
最後に、Yさん、掲載の許可を快諾してくださりありがとうございました。