出来事は中立で、
出来事に対して感情が沸くのは、
「自分」というフィルターを通して出来事を見ているからだ、
ということを書きました。
感情が沸くというのは自然なことです。
誰にでも「自分」という感覚はありますから。
ただし、一つの感情を持ち続けているというのは
あまりいいことではありません。
何かイライラすることがあったとして、
それをうまく発散することができれば、
特になんの問題もありません。
ですが、
問題になることもあります。
・そのことをいつまでも引きずってしまう
・一日中頭から離れない
・イライラするのが1週間以上続く
・昔のことなのに、まるで昨日のことのように思い出す
こうなってしまうと、
感情に振り回されてしまっている状態と言えます。
そしてその同じ感情を持ち続けていることによって、
身体に痛みとして出てくることや、
内臓などの不調として出てくることがあります。
一つの感情を持ちすぎていることで、
不調になっているということはよくあることです。
内臓や筋肉によって影響を受けやすい感情というのがあります。
その関係性が分かるようになることで、
自分はどんな感情に振り回されているのか、
どんな感情に振り回されやすいのかということが分かります。
繰り返しになりますが、
感情が沸くのは当たり前、
感情に振り回されない、
感情に溺れないということが重要です。