【五十肩に関わる心理的な背景】

五十肩とは?

五十肩もしくは四十肩と言われている肩の痛みがありますよね。

はっきりとした原因が分からず、肩周囲の筋肉や腱、靭帯等に炎症が起こっている状態です。

炎症期(違和感や軽い痛み)→拘縮期(関節可動域の低下や強い痛み)→寛解期(可動域の改善や痛みの軽減)というふうに症状が進むのが一般的です。

治るまでに1年とか2年、長いともっとかかってしまうことも。

今回はそんな肩の痛みと心理的な要因についてを解説していきます。

五十肩と心理的な要因

主に年齢に伴う老化として片付けられてしまう症状ですが、心理的な要因が関わることが多いです。

まず肩ですが、「責任感」と強く結びついています。

実際に肩の役割としては荷物を持つ時に肩にかけるように、「背負う」という役割があります。

そして、責任を持つ・責任を負う、などという言い方をしますが、それがそのまま肩の役割として当てはまり、それが心理的な肩の意味合いになります。

なぜ40代・50代になると肩に痛みが出るのか?

40代・50代になると会社や家庭において、20代・30代の時と比べて責任が増すことが多くなります。

社内で重要なポジションにつき大きな仕事を任されたり、子供が成長して金銭的にも負担が増えることで責任が重くなる。

40代・50代になると、こういったように責任が増える傾向にあります。

それが自分のキャパを超えてまで責任を負ってしまうことで背負いきれずに肩が悲鳴をあげている状態が、いわゆる四十肩・五十肩です。

特にきっかけもなくジワジワと気がついたら痛くなる場合もあれば、何か重い荷物を持つなどのきっかけがあって、そこから徐々に悪化していく場合もあります。

きっかけがある場合は、それが原因だと思いがちですが、実はその時に感じているストレスが引き金となっている可能性もあります。

五十肩を治すには?

五十肩を治すには、専門の治療機関に通うこともお勧めします。それでも相当腕のいい治療家でもしばらくは通う必要があります。

マッサージや鍼などの物理的な療法がほとんどで、心理的な面に対するアプローチというのはないのが現状です。

心理的な状況が関わっていそうな場合は、ボディートークの施術がお勧めです。

心理的な面が関わっているかどうかは、四十肩や五十肩が発症した時のストレス状況はどうだったかを振り返ってみて、その時期に何か大きな責任を伴うようなストレスがあったという場合は、その時の責任感やストレスが関わっているケースがあります。

その際には、ボディートークの施術が有効です。

色々な療法を試したけど良くならないという方は是非ご相談ください。

ただし、自分でそのストレスに気が付くだけでも、身体は回復に向かいやすくなりますので、まずは痛みが始まった頃にどんなストレスを抱えていたかを振り返ってみてください。

五十肩は1年とか2年経つと気が付いたら治っている。

そんなことをよく聞きますが、その頃には任されていた仕事がひと段落ついたり、子供にかかるお金の目処がたったりなど、1〜2年前とは状況が変わっていて背負っていた責任が減ったからかもしれませんね。

四十肩・五十肩についての心理的な要因でした。

何かヒントになることがあれば幸いです。

四十肩や五十肩に悩んでいる方がいましたら、この話をしてみるとなかなかの確率で当てはまるので、是非話してみてください。

ボディートークでの肩の痛みに対する症例

ボディートークの施術での肩の痛みに対しての症例があります。

肩の痛みに関してのボディートークセッションの症例はこちらからご確認ください。

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