感情が湧いたら執着を手放すチャンスです

先日、確定申告を終えて、税務署で税金を納めてきました。
毎年毎年のことですが、終わると少しホッとしますね。
さて、今日はこの確定申告での出来事から感情について書いてみたいと思います。
申告書は作成していたので、あとは判子をもらって提出するだけの状態でした。
確認してくれた税務署の方の接客は、すごく気持ちがいいもので直接提出しに来て良かったなと感じました。
本当はわざわざ足を運ばなくても、郵送で済んだし、銀行で税金を払えばよかったのですが、税務署行った方が払った感があって好きなんですよね。
それで判子をもらってから、税金の支払いの紙をもらい記入して支払い窓口へ。
担当の人がいないので、呼び出しボタンを押すとしばらくしてから、担当の人が来て納付書の確認をしてくれました。
この時点で、さっきまでの来て良かったなと思っていた感情が、来なければ良かったという風に一瞬で変わりました。
無言だし、目も合わせないし、金額はこれであってますか?と言われるし。
金額に関しては、納付書が二枚あったのですが、同じものだと思ってよく確認せずに金額を書いたのでまちがってはいたので僕が悪いのですが。。
言い方がね。。
納付書を書き直し、支払いが済みました。
もうこの時には完全にイライラしていましたね。
「せっかく税金納めにきたのに、何でこんなにイライラさせられるんだ?さっきまでいい気分だったのに、こんな最悪な気分にさせられて。ただ金額の受け取りをするだけなら早くAIに置き換わってしまえばいいのに。」
と、こんな風に思ってしまい腹が立ちました。
樋渡さんって、怒るんですか?とか、怒らなそうですよね。と言われることが多々ありますが、たまには怒ります(笑)
こんな感情に支配されてしまったのですが、ふと我にかえって、「何でこんなにイライラしたのかな?」と考えます。
これが自分の持っている執着を手放すチャンスになります。
その時に気がついたことがあります。
お金を払う方が立場がだと思っている、ということです。
大げさに言うと「お客様は神様」っていうやつですね。
これが、自分の中にあって、今回はそのことに気がつくことができました。
しかもそこそこ大きい金額を払う時には、より強くそれを感じるんだと。
これに気がついた時には、もう既にイライラおさまりました。
多分、2分ぐらいですかね(笑)
もう2分間十分に、この感情は味わったので、あとは手放して終了。
感情が湧いたら、自分がどんなことに執着をしているのか、どんな信念を持っているのかを見つけるチャンスです。
どんな感情でも湧き上がったら、なるべく早くやってみると、気がつきやすく、手放すチャンスでもあります。
ちなみに、判子をもらった時の感情は、来て良かったと思ったので、喜びに近いと思います。
でも、これも感情なので、あまり長くそこに留まることはお勧めしません。
何故かというと、お金を払う=喜びとなってしまったら、稼いだお金を全部使ってしまうので、結局バランスを崩すんですよね。
感情はあるのが当たり前だけど、留まらないようにしましょうね。
それが感情とうまく付き合うコツだと思います。

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