どんなシチュエーションで怪我をしたかで
回復の早さが変わると言われています。
例えば、
怪我をしたけど念願の優勝を果たした力士と、
引退をかけた試合で負けて怪我をした力士、
どちらが回復が早そうですか?
怪我はどちらも同じで、
怪我をした時の条件が違うだけです。
優勝した力士の方が怪我からの回復は早そうではありませんか?
実際にその通りです。
これは脳の帯状回というところが関わっています。
この黄色い部分です。
この部分に自分はどんな人間であるかという信念が保存されています。
負けた時に自分はダメだ、
というようなマイナスな信念が出来上がり、
それが帯状回に保存されてしまい、
ここの部分の活動が強くなってしまいます。
そうすると、
回復までに時間がかかってしまいます。
帯状回でストレスが増幅されてしまい、
怪我をしたことを必要以上に大げさに感じてしまうからです。
なのでそういった場合は、
自分がダメな人間である、
というような信念に対してのアプローチが必要になってきます。
そうすることで、帯状回の活動が抑制されれば、
回復も早まります。
どんな信念(自分はどんな人間であるか)ということが、
怪我や痛みから回復させるのに関わります。
ここで重要なのは、
・負けたこと
・怪我をしたこと
・引退したこと
これは出来事なので中立なものなのです。
それを自分自身のフィルター(信念)を通して見てしまうことで、
感情的になり過ぎてしまうということです。
中立なものとして受け止めるか、
感情的なものとして捉えるか?
これで回復の度合いが変わるということです。
なかなか症状が良くならないとお悩みのあなたにはどんな信念がありますか?
信念が変われば体が変わります。