ボディートークで腰の痛みがある方に施術をさせていただいて思うことは、症状は同じでも原因は人によって違うということです。
つまり、症状に対するマニュアル的な治療方法などは存在しないということです。
ただし、症状によっては、あなたの症状の参考になるところもあるはずです。
実際に施術に来られた方の症例を掲載しますので、今何かの症状でお悩みの方に何か少しでも解決へのヒントになれば幸いです。
症例:やり場のない怒りが腰の痛みに影響していた
慢性的な腰痛を抱えている方がボディートークの施術を受けにきました。
ベッドのに寝てもらい施術を始めようとすると、お腹の張りが強く押してもパンパンで、跳ね返ってくるような感じです。
このことに関して自覚はあったようですが、あまり気にしていなかったようです。
施術の後半ぐらいになると、そのお腹の張りが取れていくのが分かりビックリされていました。
施術で出てきたことはいくつかあったのですが、膀胱に怒りの感情が溜まっているというのがあり、身体はその怒りを解放してほしいということが分かりました。
話を聞いてみると、最近イライラすることが多かったようです。
特に自分に腹が立つということが多かったそうです。
そのやり場のない怒りが膀胱に溜まっていたようで、それをボディートークのテクニックを使って身体から解放するためのステップを踏んだところ、お腹の張りがみるみる解消されていくのが分かりました。
起き上がってみると、腰の痛みも引いていたようです。
感情は必要なものですが、今回のケースのように身体に溜まると痛みとなって表れることもありますので、なるべく一つの感情を持ち続けないということが大切になります。
身体に溜まっていた感情を流すことができて、そして腰の痛みも取れて笑顔で帰っていく姿を見れて良かったです。
あくまで腰の痛みについての一考察です。何か解決のヒントになれば幸いです。