ボディートークで湿疹が治らずにお悩みの方に施術をさせていただいて思うことは、症状は同じでも原因は人によって違うということです。
つまり、症状に対するマニュアル的な治療方法などは存在しないということです。
ただし、症状によっては、あなたの症状の参考になるところもあるはずです。
実際に施術に来られた方の症例を掲載しますので、今何かの症状でお悩みの方に何か少しでも解決へのヒントになれば幸いです。
症例:義母との関係に対するストレスが湿疹として現れていた
太ももの裏側からお尻の辺りにかけて湿疹があり、痒くて薬を飲まなくてはいけないといってお悩みの方がボディートークの施術を受けにきました。
今までは薬を飲んで痒みを抑えていたそうです。
それが、
施術後に痒みがなくなり、薬を飲まなくても良くなったと嬉しいご報告がありました。
そしていつの間にか湿疹もなくなっていたそうです。
なぜ湿疹が出る必要があったのか?
これを体に問いかけていくのがボディートークの施術ですることです。
何も無いのに体に症状が出ることは考えられません。
原因が必ずどこかにあります。
この方の場合は、太もも裏側からお尻に湿疹が出ていたということがポイントです。
お尻は信頼感を表します。
施術をすすめていくと、
義母との関係に少し問題があり、信頼感が欠如しているということが分かりました。
それが湿疹として症状が出ていたようです。
今回のケースでは、湿疹という形で症状が出ていましたが、人によっては痛みとして出ることもあるでしょう。
いずれにしろ原因が分かれば、体は回復に向かいます。
症状が同じでも人によって原因は異なります。
体に出ている症状は、体からの訴えと捉えることもできますので、それに気付くことができるかが改善するための大きなポイントですよ。
症例:突然の湿疹は腸内環境の悪化が理由でした
先日、お腹や腕などに突然湿疹が出て痒みが続いているという方にセッションをさせていただきました。
結果、一度のセッションで痒みや湿疹は全て消えました!
身体に突然湿疹ができると心配になりますよね。
この心配や不安があるとなかなか症状も治りにくいです。
なので、なるべく早めの対応が必要です。
簡単に今回のボディートークセッションの内容を解説しますね。
回盲弁という小腸と大腸の繋ぎ目部分があります。
ここには小腸からの内容物と大腸の中の内容物が逆流しないように弁がついていて、それが回盲弁です。
それで、この弁のところがうまく閉まりにくくなっていたようで、小腸と大腸の内容物が逆流が起こっていたようです。
これが起きてしまうと、通常は小腸にいる微生物と大腸にいる微生物は違う種類がいるのですが、それが入れ替わったり、混ざりあったりすることで腸内環境が悪化してしまうことがあります。
腸内には免疫細胞や微生物がたくさんいます。
それによって、免疫力を高い状態に保つことができるのですが、今回は回盲弁がうまく閉まらなくなっていて、腸内環境が悪化し、それでうまく毒素の排泄ができずにいたようです。
その結果、皮膚から毒素が排泄されることになってしまったようです。(毒素の排泄は、大便・小便・皮膚から)
今回のケースでは、こういった内容でしたが症状が同じでも人それぞれ原因が違います。
必ずしも症状の原因となることが施術で出てくるわけではありません。
ボディートークの施術では症状が同じでもクライアント個人の生活環境や感情、身体の状態などを考慮して施術を行います。
なので、個人個人で全く違う内容のセッションの内容になります。
なかなかどこにも行っても解決策が見つからない症状でお悩みの場合は是非一度ご相談くださいね。
あくまで湿疹についての一考察です。何か解決のヒントになれば幸いです。