ボディートークとは?

ボディートーク上級施術士、ボディートーク上級インストラクターの樋渡です。

ボディートークの施術を学び始めて10年以上、ボディートークの施術のやり方を教えるようになって1年経ち改めてボディートークとは何なのかを説明します。

ボディートークとは?

ボディートークとは、オーストラリア出身のジョン・ヴェルトハイム博士が考案した施術になります。

ボディートークでは身体を構成している各部位や臓器が常にコミュニケーションをとりバランスを取りながら働いている限りは自然治癒力が働くということを前提にしています。

それが、何か強いストレスがかかったり、様々なストレスや身体の症状などが出ることでコミュニケーションのバランスが崩れることによって、自然治癒力が損なわれ、不調が生じると考えています。

そして、ボディートークのセッションでは、身体の中のコミュニケーションが崩れてしまっている箇所や、どこにストレスがかかっているのかを見つけ出し、それを修復することで自然治癒力を高めていくという施術になります。

ボディートークの施術はどんな症状に効果があるのか?

ボディートークの施術は、様々な効果が期待できます。

頭痛、腰痛、膝痛、五十肩、その他にも各種身体の痛みに関して効果が期待でき、症例もたくさんあります。

痛み以外にも、過去のトラウマに悩まされているとか、人間関係のトラブルに巻き込まれている、そういった感情的なことに対しても効果が期待できます。

痛みも感情的なことも、一見全然違うことのように思えますが、治癒していく過程の中で痛みと感情的なストレスが密接につながっているということが頻繁にあります。

さらに、食べ物に対してのアレルギーや、アトピー、花粉症などの免疫疾患等に対しても効果が期待できます。

なぜ様々な症状に対して効果的なのか?

頭痛や各身体の痛み、外傷、感情的なストレス、免疫疾患、他にも不眠、鬱など。

これらの状態から回復するために共通して必要なことは、「自然治癒力」がきちんと働くことです。

この自然治癒力がちゃんと働くことが大切であり、自然治癒力をちゃんと働かせることがボディートークの施術の目的でもあります。

誰しも必ず自然治癒力が備わっていて、さらに様々な症状に対して身体はどうやったら回復していくのか?ということも知っています。

なので、出血をしたときにも知識ではどうやったら出血が止まるのかを知らなくても、血を止めるためのメカニズムがもともと人間に備わっているので、それとともに自然治癒力が働き出し出血が止まり傷口が塞がっていきます。

このプロセスというのは、出血以外の症状でも同じことが言えます。

自然治癒力や身体を治すためのプログラムがもともと備わっているのにもかかわらず、こういった様々な症状がなかなか良くならないのは、自然治癒力がうまく働いていないからです。

なぜ自然治癒力が働かないのか?

それは、「ストレス」が関係しています。

現代ではストレスが多様化していて、日々様々なストレスにさらされています。

このストレスを受け続けることで、自律神経の交感神経が優位になります。

交感神経が優位になることで身体が緊張状態になり、身体をリラックスさせたり回復させたりするための副交感神経にうまく切り替えることができなくなることで自然治癒力が働きにくくなり、身体を治癒させるためのプログラムが混乱してしまいます。

そうすることで、症状がいつまで経っても回復しないということが起こります。

どうしたら自然治癒力が働くのか?

「ストレス」が自然治癒力や身体を回復させるためのプログラムを混乱させてしまうのであれば、「ストレス」を取り除くことができれば、自然治癒力は働き出すということはご理解いただけると思います。

ただ、この「ストレス」は人によって感じ方が違うので、何をストレスとして感じるのか、あるいはストレスとして感じないのかというのは個人差が大きいです。

なので、自然治癒力を働かせるためには、その人独自のストレスを見つけ出し、それが身体にどういった影響を与えているのかを見つけ出す必要があります。

そうすることで、交感神経が優位な状態から抜け出し、自然治癒力が働き、身体を回復するためのプログラムも機能することができるようになります。

そのサポートを行うのがボディートークであり、ボディートーク施術士の役割です。

ボディートークの施術ではどんなことをするのか?

ボディートークの施術はクライアントの身体が、自分の症状やストレスなどを癒すための方法を知っているということを前提に施術をしていきます。

なので本来ならば、自分で症状を癒していくことができるはずなのに、そのための方法や自然治癒力がうまく働かずクライアントの治癒力が混乱しています。

なので、代わりにボディートークの施術士がクライアントの身体にどうやったら回復に向かうのか?ということを聞いてしまおうというコンセプトとなっています。

その方法としてボディートークの施術では、施術士がクライアントの手首の辺りを持ち、「はい」と「いいえ」で答えられる簡単な質問をしていきます。

この質問はボディートークプロトコールチャートという専用のチャートを使い質問をしていきます。ボディートークプロトコールチャート

この質問は、クライアントの身体に、その症状が良くなるためにはどんなことをする必要があるのか?その症状の背景にはどんなストレスが関わっているのか?ということを聞くための質問です。

質問するたびに、施術士がクライアントの腕を手前に引き、質問したことによって腕の重みが変わるのを感じ取ります。

施術士が質問をしたときに手が軽くなるのが、身体からの答えは「はい」で、重くなるのが「いいえ」です。

この反応を見極めながら、身体がどうやったら回復に向かうのか、身体の中でバランスが崩れているのはどこなのかを探し出していきます。

この専用のチャートには、人間を構成している様々な要素が盛り込まれています。

ボディートークの考案者のジョン・ヴェルトハイム博士がもともと鍼灸師、カイロプラクティックをやっていたこともあり、東洋医学の概念と西洋医学の概念がうまく組み込まれています。

それにより何か一つに偏ることなく、色んな観点から身体を見ることで、その人に必要なことを提供することができます。

そして、このボディートークの施術を通して分かったことを、脳と心臓と腸に伝えるために、この3箇所を軽くタップします。

なぜタップするの?

ボディートークの施術の基本的なテクニックはタップになります。

そして、脳と心臓と腸をタップすることで自然治癒力を促進します。

脳は自然治癒力を司っていると考えていてい、施術の時に出てきた内容を脳にタップをして知らせることにより、回復を促します。

次に心臓をタップします。

心臓をタップするのは、心臓に記憶が保持されていると考えられていからで、心臓をタップすることで、脳が修復したことを心臓に記憶として留めておくという意味があります。

腸をタップするというのは、主に小腸ですが、小腸は自分に必要な栄養を吸収し必要のないものを大腸に送ります。

それで、ボディートークでは腸をタップすることにより、変化したということを受け入れる(吸収する)、ことができるようになると考えています。

なので、脳・心臓・腸の3箇所をタップすることで身体が自ら修復しバランスを回復していくのをサポートするのがボディートークの施術となります。

施術についての細かい流れについてはこちらをご覧ください。

 

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