痛みと感情の関係

ボディートーク上級施術士の樋渡です。

痛みと感情の関係についてです。

身体の痛みがなかなか治らないという方の多くはこれに当てはまるので、ご一読ください。

痛みを感じる時というのは、その痛みを感じる部位から脳に情報が伝わります。

肩が痛いのであれば、肩の細胞のところにつながっている神経から背骨に情報が届き、背骨を上にあがり、脳に情報が届くことで痛みと認識されます。

この時に、脳の色んな部位に情報が届きます。

それが、脳の中でも感情を司っている大脳辺縁系という脳の内側に情報が届くことで、通常よりも痛みを強く感じることがあります。

痛みに対して過剰に反応する人がこれにあたります。

リアクションが大きい人ですね。

周りにいませんか?必要以上に痛がっているように見える人。

はたから見たら大袈裟でしょ、、。みたいな人です。

でも、実際に本人は痛みを強く感じているんですよね。

なので、「本当は痛くないんでしょ?」と言わないようにしてくださいね。

それは脳の機能の問題です。

脳の内側に情報が届くことで、感情的になり「痛いに違いない!!」と感じてしまい痛みを引き上げます。

防衛反応なんですけど、実際に痛みを強く感じてしまうから、厄介といえば厄介ですよね。

例えば過去に骨折したことがある人は、骨折して不自由だった時のことを脳が覚えています。

それで、また骨折するとその瞬間に脳内では過去の骨折した時の状況が思い出されて感情に関わる脳の部分が反応して、痛みが増幅されます。

このように感情と痛みというのは密接に関わっています。

怪我した時に、いかに感情的にならないかというのが痛みの度合いを抑えるためのポイントです。

脳が興奮状態になるので、脳の興奮を抑えるという表現でもいいですね。

これができると痛みがすぐおさまります。

デスクワーク中心で、肩が凝るとか腰が痛くなるという人は多いと思いますが、その仕事中に感じているストレスがあることで脳の感情に関係している部位が反応してしまい、肩凝りや腰痛を引き起こしていることも考えられます。

というか、ほとんどの場合がそうですね。

PCの場合は電磁波ということもありますが。

いずれにせよ、感情が痛みを強く感じさせることがあるので、痛みを改善したい場合はその痛み部位だけではなく、脳に対してのアプローチも考えてみるといいですよ。

何かあればご相談お待ちしていますね。

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