樋渡さんってストレスあるんですか?
先日、お客様にこんなことを言われたのですが、
「もちろんありますよ!」
と即答しました(笑)
どうやらストレスとは無縁と思われていたようですね。
その後にストレスをどうやって対処するかを聞かれたので、
その時に話したことをシェアさせていただきたいと思います。
まず大前提として、
【出来事は中立である】
ということです。
これは何度もお伝えしていることですね。
出来事は中立なのにストレスを感じるということは、
ストレスかどうかというのは
自分が決めているということです。
どういうことかというと、
出来事を、
自分自身がどう見ているのか?
ということでストレスに感じたり、
そうではなかったりします。
例えばですが、
仕事で上司に怒られたとします。
その時に、
「なんて自分はダメな人間なんだ…」
と自己否定するのか、
「あの上司、いつも俺にばっかり怒りやがって!」
と怒りがこみ上げてくるのか、
「自分の足りないところを指摘してもらえて、
成長するためのチャンスだ!」
とポジティブに捉えるのか。
と様々な捉え方ができますよね。
あなたにはどれが当てはまりますか?
同じ出来事によっても、
自分がどう感じるかということによって、
反応は左右されるということです。
上司に怒られた
この文字を見るだけでは、
そんなに感情が揺さぶられるようなことは
ほとんどないと思います。
もしあれば、
日常的にそういった状況にあるのかもしれません。
つまり、
怒られた事自体は、
中立なことです。
それが自分が当事者になってはじめて、
そこに感情が沸き起こり、
中立なものから、
自分にとって意味のあるものとなります。
感情が沸き起こるときというのは必ず、
自分自身の持っているフィルターを通して物事を見ています。
このフィルターがあるから、
物事を中立なものとして見ることができなくなっていきます。
本来中立であるはずの出来事が、
ストレスになるかどうかというのは、
どんなフィルターを持っているのか?
ということに強く影響を受けます。
そこで、ストレスとして感じた後にできる、
ストレスを軽減させる2つの方法をお伝えします。
・フィルターを無くす
・別なフィルターを通して見る
です。
ボディートークの施術で目指すことは、
前者のフィルターをなくすことです。
これは自分ではなかなか難しいことですので、
日常的にやって欲しいことは、
後者になります。
別のフィルターを通して見るということは、
同じ物事を別の角度から見れるようになるということです。
それをやるためには、
まずは自分にはどんなフィルターがあるのか、
とういうことを知ることが大切です。
日常生活をしていて、
何らかの感情が沸き起こったら、
どんなフィルターがかかっているのかを知るチャンスです。
一歩引いて客観的に見る癖をつけてみてください。
そうすることで、
自分にはどんなフィルターがあるのかを見つけやすくなります。
それができたら、
同じ物事を別の角度から考えてみてください。
全く違うものに見えるはずです。
そうすることで、
今までストレスに感じていたことが、
ストレスに感じなくてすむようになります。
私は日々、そういう風に考えているので、
ストレスを感じても溜め込むことは少ない方だと思います。
こんな話しをしたら、
「話しを聞いただけで凄くラクになりました」
と言っていただけました。
是非、実践してみてください。