ボディートークで手首の痛みがある方に施術をさせていただいて思うことは、症状は同じでも原因は人によって違うということです。
つまり、症状に対するマニュアル的な治療方法などは存在しないということです。
ただし、症状によっては、あなたの症状の参考になるところもあるはずです。
実際に施術に来られた方の症例を掲載しますので、今何かの症状でお悩みの方に何か少しでも解決へのヒントになれば幸いです。
症例:怪我の後遺症で指が曲がらなかったのが曲がるようになった
門に手首を挟まれて手術した時の後遺症で
掌屈すると指が曲がらないというお客様。
(掌屈は、手首を手のひら側に曲げることです)
ボディートークのテクニックをやったところ、
6割ぐらい曲がるようになりました。
時間にして5分程です。
怪我をしたのは数年前とのことで、
当時リハビリをやらなかったそうです。
こういう動かなくなっていた関節が
動くようになるということは今まで何度も見てきました。
その度に僕もビックリするのですが、
もちろんお客様もビックリされます。
「何これ?何したの?」
といった感じです。
今回の事例で興味深かったのは感覚が戻ったことです。
今まではある一定の角度までいくと指が動かないし、
手の甲の一部分の感覚に麻痺がありました。
その麻痺のあったところの感覚が戻ったそうです!
感覚が戻ったことによって
動きにくいことが余計に感じるようになったそうですが、
感覚が戻ったということは今まで分断されていた
神経的なつながりが戻ったことによることかもしれません。
もう何度か繰り返すことによってもう少し動きが回復するかもしれませんね。
あくまで膝の痛みについての一考察です。何か解決のヒントになれば幸いです。