人工股間節の手術をした方にボディートークをしてみたら・・・

股関節を人工関節にしたという方に対して、
ボディートークアクセスセミナーの中でお伝えさせていただいている「ファーストエイド」のテクニックを試してみました。

その時の様子です。

Sさんはもともと週一回ぐらいのペースで体力をつけるためにパーソナルトレーニングを受けに通っていただいています。

樋渡
Sさん、おはようございます!今日の体調はいかがですか?
Sさん
ここ最近は足の裏の痛みが出ていて、家事をするのが辛かったですね。
樋渡
そうでしたか、またいつものように体のバランスを見てからトレーニングをしましょうか。ではバランスをみさせていただくので、ベッドにうつ伏せに寝てください。
Sさん
はい!

ここから施術用のベッドに寝ていただき、体のバランスのチェックを行います。

樋渡
まず、股関節の動きのチェックをしますね。
樋渡
左右の股関節の動きを比べると、左の股関節が外に開きにくいようですね。
Sさん
そうなんですか?自分では意識したことがなかったのでよく分からないのですが。。
樋渡
 ゆっくりやるので、違いを感じてみてくださいね。

右はこうやって倒すと、正常な可動域ぐらいまで動くのですが、左も同じように動かしてみると、ほとんど動かないのが分かりますか?

Sさん
本当だ。全然意識したことがなかったから自分では気づきませんでした。でもなんでこんなに左右の違いがあるのですか?
樋渡
 やはり股関節を手術した影響が大きいのだと思いますよ。これぐらいの可動域だとあぐらかくのが苦手じゃありませんか?
Sさん
やっぱり手術の影響があるんですね。。
そうなんです、あぐらは苦手で全然できません。実は膝が痛くて正座も出来ないんです。。
樋渡
 分かりました。それと、もう一つチェックをしてみたいので、まずは右側を上にして横向きに寝てください。
Sさん
はい。
樋渡
 両脚を重ねた状態で、膝を軽く曲げてください。そして、かかととかかとをくっつけたまま膝を上に開くように動かしてみてください。
Sさん
これでいいですか?
樋渡
 はい、大丈夫です。では今度は左側を上にして寝て同じようにやってみてください。
Sさん
あれ、全然上がりません。。
そしてすごくきついです。。もう下ろしてもいいですか?
樋渡
 はい、いいですよ!確かに全然上がっていませんでしたね。左右差を感じていただきたかったのでチェックしてみました。
Sさん
左右の股関節に差があるのは分かりましたけど、これが足裏の痛みと関係があるんですか?
樋渡
 あると思いますよ。股関節を外に開くことができないということは、立っている時は、足の内側にしか体重がかからないはずです。足の裏の痛みがあるところは拇指球に近いあたりじゃないですか?
Sさん
そうです、その通りです。痛みが出ているのは拇指球のあたりなんです。

この痛みをどうにかしたいんです。

樋渡
 申し訳ないのですが、僕ができるストレッチやトレーニング、エクササイズなどではこれは改善が難しいかもしれません。。一時的に足の裏の痛みが取れたとしてもまた痛みがすぐに戻ってしまと思います。股関節の可動域が改善されて、自分で外に開くことができるようになれば、改善は見込めると思いますが。
Sさん
そうですか。確かにもう長年足の裏の痛みには悩まされていてたんですが、もう慢性的になっていて、この痛みがあるのが当たり前になっているので、このままうまく付き合うしかないんですかね?
樋渡
 ストレッチではないのですが、僕がやっている施術で「ボディートーク」というものがあるのですが、そのテクニックを試してみる価値はあるかもしれません。急性期の痛みや慢性的な痛みに対して効果的なテクニックがあるのですが、もし良ければ一度試してみませんか?
Sさん
どんなことでもいいから少しでも良くなる可能性があるなら是非試してみてください。
樋渡
 分かりました!ではやってみましょう!

ボディートークアクセスセミナーでお伝えする「ファーストエイド」というテクニックを試してみました。

樋渡
 では、まずはリラックスしながら深呼吸を何度も繰り返していてください。その間に僕がSさんの頭を触りながら頭部と心臓のところを優しくタッピングしますので。
Sさん
はい!
樋渡
 じゃあ、頭に手を当ててタップをしていきますので、深呼吸をお願いしますね。
Sさん
(本当に私は深呼吸するだけでいいのかしら・・・。こんなのでは良くなりそうにないよな・・・。)



樋渡
 Sさん、左のお尻の外側にある出っ張りの骨を触ってもらってもいいですか?そのまま僕はタップを続けますので。
Sさん
はい。。。



樋渡
 はい、一度手を離してもらって構いませんので、そのまま深呼吸を続けてくださいね。



樋渡
 はい、次は同じところをもう一度触ってください。そして右手で右肩の先端あたりを触っておいてください。



Sさん
はい。。。



樋渡
 はい、これでおしまいです!
Sさん
(えっ。。もうお終いなの?)
樋渡
じゃあもう一度左側を上にして横向きに寝てみてください。そしてさっきと同じように脚を開いてみてくださいね。
Sさん
はい。(たったこれだけで何も変わるはずがないよね。。)
Sさん
あれ、スムースに開けるようになってる!おかしい!もう一度やってみてもいいですか?
樋渡
 はい、もちろんどうぞ!何度でも試してみてください(ニヤリ)
Sさん
ちゃんと動くようになっていますね。何度やっても大丈夫みたいです!これすごいですね!なんですか?
樋渡
 効いたみたいで良かったですよ。これはボディートークというアメリカ発祥の施術のプログラムがありまして、その中の一つのテクニックなんです。主に急性期の痛みや慢性的な痛みなどに対して効果的な応急処置のためのテクニックです。
Sさん
そうなんですね。「ボディートーク」って初めて聞きました。面白そうですね。
樋渡
 実はこのテクニックは自分でもできるんですよ!
Sさん
え〜、そうなんですか?でもとても私にもできるようになるようには思えません。体のことについて特別な知識や技術が必要なんじゃないですか?
樋渡
 もちろん知識は色々あるにこしたことはないのですが、特になくても大丈夫です。「ボディートークアクセス」という一日の講習を受けていただければ誰にでもできるようになりますよ。
Sさん
これが自分でできるようになるといいですよね。しかも一日でできるなら受けてみようかな?
樋渡
 是非!僕も講師をやっていますので、タイミングがあえば来てくださいね。
Sさん
はい、ありがとうございます!
樋渡
 さぁ、動きも良くなったし、これからトレーニングしましょう!動きやすくなった状態からトレーニングした方が効率がいいですからね!
Sさん
えっ?トレーニングやるんですか?今日はこれで終わりだと思ってました。(トレーニングやらなくていいと思ったのに)
樋渡
 もちろんやりますよ!始めてからまだ10分ぐらいしか経っていませんからね。たっぷり時間はあるので頑張りましょう!
Sさん
は、はい。よろしくお願いします。。。

Sさんのその後。

「ファーストエイド」のテクニックを使ったのは、この時だけだったのですが、その後すぐに足裏の痛みもなくなって、それ以降一切痛みが出なくなったようです。

股関節をちゃんと開くように動かせるようになったのが良かったのでしょう。

それで内側にしか体重をかけることができなかったのが、外側にも体重をかけることができるようになったのだと思います。

そして今も股関節を開くことができるので、割と即効性のあるテクニックなのですが、持続もしているようで何よりです。

「ファーストエイド」が学べるボディートークアクセスセミナーに関してはこちらをご覧ください。

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